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カタカナが多くて覚えにくいホルモンを覚える【衛生管理者・労働生理のお勉強】

衛生管理者の
労働生理の範囲を
ゆるく解説しています。

今回は
人体好きな私が苦戦した
ホルモンについて。

漢字なら意味が予想できるけど、
カタカナは
そのまま覚えるしかありません。

そんなカタカナオンパレードな回です。

4か所・7個でOK

人体に流れている
ホルモンの種類って
見つかっているものだけでも
100以上。

ちょっと勉強したくらいで
覚えられるものでは
ありません。

衛生管理者の試験対策では
とりあえず
大事な7個だけ
覚えましょう。

そして、
このホルモンが出てくる場所は
脳、のど、膵臓、副腎の
4か所。

絵を描けば
覚えやすくなるので
ぜひ一緒に書いて
覚えてくださいね。

では、
上から順番に
見ていきましょう。

脳のメラトニン

1つ目のホルモンは
「メラトニン」です。

別名「睡眠ホルモン」と言われ
夜になると
メラトニンが分泌されるから
眠れるんです。


このメラトニンは
明るい光があると
分泌されません。


光を目で感知して、
それが脳に伝わって、
メラトニン出すかどうか
(眠る時間かどうか)判断します。

だから、夜に
スマホやテレビの光を見るのは
良くないんです。

メラトニンは
脳の「松果体」という部分から
出ています。

松ぼっくりに
見た目が似ているから
そう呼ばれているそうです。

に近い
脳の松ぼっくりから
出ているホルモンが
ラトニンです。

のどのパラソルモン

のどには
副甲状腺という
器官があります。

のどは細いので、
内臓のように
大きなものは置けません。

だから「腺」という
いかにも細そうなものを
配置しています。

この副甲状腺からは
「パラソルモン」というホルモンが
分泌されています。


パラソルモンは
カルシウムの濃度の調節
を行います。



覚え方は連想ゲームです。


パラソルを日本語にすると傘。

傘には骨があります。

骨はカルシウムでできています。

副甲状腺から出るパラソルモンは
カルシウムの調整をする
ホルモンです。

膵臓(すいぞう)のインスリン

インスリン注射のインスリンです。

基本、
血糖に関するホルモンは
膵臓(すいぞう)から出ます。

「君の膵臓をたべたい」の
膵臓です。


インスリンは血糖値を下げる
唯一のホルモンです。

なので、万が一
このホルモンが正常に分泌されない場合、
注射するしかないんです。



逆に
血糖値を上げるホルモンは
3種類もあります。

血糖値上げる3ホルモン

血糖値は
体を動かしたり
脳を働かせたりするために
必要なものです。

普段の生活の中で
血糖値を下げる必要のある
食事のタイミングより、
運動したり
頭を働かせる時間の方が
多いですよね。

だから、
下げるより上げるホルモンが
多いんです。

膵臓(すいぞう)のグルカゴン

先ほどの
唯一血糖値を下げる
インスリンと同じ臓器から
分泌されるのが
グルカゴンです。

「グル」って、多分
「糖」的な意味だと思います。

グルコースも、グルコサミンも
糖関連の物質だから。


血糖値を上げる
グル(糖)カゴンは、
血糖値を下げる
インスリンと
同じ膵臓から出ています。

副腎(ふくじん)のアドレナリン

これは、
聞き覚えのある
ホルモンですね。

興奮すると出るイメージ
そのままで大丈夫です。

興奮状態にあるということは、
これから
何かしら活動する
ということ。

その活動をするために
血糖値を上げなくては
いけません。

ということで、
アドレナリンも
血糖値を上げるホルモンです。

アドレナリンは、
腎臓の上についている「副腎」の
内側の層「髄質」から
分泌されます。

副腎(ふくじん)のコルチゾール

アドレナリンと同じ
副腎から出ている
もう一つのホルモンが
「コルチゾール」です。

ただし、
副腎の外側の層「皮質」から
分泌されます。

コルチゾールは
別名「ストレスホルモン」と言い、
ストレスがかかると
増えるホルモンです。

朝一に一番出て、
お昼ごろには下がります。



朝起きて、活動しなきゃいけない。



そんなストレスを乗り切るために
血糖値を上げてくれる
コルチゾールです。

副腎(ふくじん)のアルドステロン

アルドステロンの役目は
ナトリウム濃度の調節です。

ナトリウムって、塩分のこと。


食事で塩分をとって、
取りすぎた分は
尿と一緒に排泄されます。

だから、
尿をつくる腎臓の近くにある
副腎皮質から
分泌されるんです。

アルドステロンの名前は
自力で覚えていただくしかないのですが、
働きは
イメージでカンタンに
覚えられます。

副腎皮質って、
副腎の帽子の部分なんです。

帽子って蒸れて、汗かきますよね。

汗、しょっぱいですよね。

ということで、
アルドステロンは
ナトリウム(塩分)の調整を
しています。

まとめ

ホルモンの問題は
ホルモンの名前、働き、分泌される場所の
組み合わせで出ることが
多いです。

なので、
イメージをしっかり固めちゃえば、
全部を完全に覚えてなくても
答えられると思います。

覚えにくいカタカナは
イメージと連想ゲームで
乗り切りましょう。

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