栃木県のお家屋さんで
組子の美しさに感動してから
ずっと興味を持っていた
日本の伝統技術、組子。
大好きな伊賀にある
【馬場建具店】さんで
体験ができるということで
行ってきました!!
美しい木の世界
ご紹介します。
組子とは?
私にとっての組子は
木の優しさと
古典模様の美しさと
職人さんのすばらしさが
融合したものです。笑
↑ ひとめぼれした組子のしょうじ。
正確には
組子とは、釘を使わずに木を組み付けていく日本の伝統技術です。
実際体験してみて、
パーツを組むのは
頑張ればできそうな気がするけど
木の加工が、きっと大変なんだろうなーと
思いました。
加工、普通は機械全自動でするそうですが
現在壊れてしまってるので
木を動かすのは手動でしているそうです。
パーツが小さいし
建具によっても大きさが違うから
大変だろうな・・・。
コースター作りの体験
体験できるのは
麻の葉もようと
ねじりぐみの2種類。
予約は麻の葉だけだったのですが、
話を聞くうち楽しくなっちゃって
急遽ねじりぐみも、させてもらいました。
麻の葉
古典柄にはそれぞれに意味があります。
麻の葉は、厄除けの意味があります。
- STEP.1木を組む溝の入った木の棒を
組んでいきます。
- STEP.2小さな木で模様をつける小さな木で間に模様を入れていきます。
- STEP.3調節しながらはめるはめた時に大きければやすりで少し削り、小さければボンドをつけます。
湿気や温度で大きさが変わるので!
- STEP.4整える表面のデコボコをなめらかにしてくれます。
- STEP.5完成!こんなにキレイな麻の葉コースターができました。
スポッとハマると気持ちいいです。
やった分だけキレイになっていくから
すごく やりがい があります!
ひのきの白くてすべすべした感じ
すごくキレイです(^^♪
ねじりぐみ
こちらは杉を使っており
赤みがかって木目がしっかり入り
香りがすっごくいいです。
- STEP.1仕分け溝の大きさと使う向きを見て、分けておきます。
- STEP.2組む溝にはめて組んでいきます。
- STEP.3段差をつける台に乗せて、一部の木の棒を下に押し下げます。
- STEP.4組む押し下げてできた穴に木の棒を入れます。
- STEP.5整える上からまっすぐ押して、カタチを整えます。
- STEP.6完成!立体的なコースターができました!
パッと見、
木が粘土のように
クネクネ曲がっているように見えます。
全く力なんかいれていないのに
がっちり組まれており
日本人って素晴らしい!!
って思っちゃいます。
不安だったけど、楽しかった!
体験するためのお店
ではなく
工房といった感じ。
↑ 1階で作業中。
体験は2階で行いました。
なので、見つけた時は
ちょっと入りづらかった(>_<)
お部屋の中にも
下の作業場にもたくさんの木がありました。
ごちゃっとはしてるけど、
汚く見えないから すごい。笑
職人さんは
お話がおもしろい、明るい方で
楽しい時間を過ごすことができました。
今回は時間の都合で
コースターづくりにしましたが
行灯(あんどん)もつくれます!
和好きにはたまらない(*´▽`*)
あちこちで活躍
馬場建具さんの建具は
様々なところでみられるようです!
一般の住宅はもちろん、
JALのすごい方のラウンジや
三重県松阪のお料理屋さんなど
いろいろな所から注文が入ります。
それから、
2020年東京オリンピックの
メダルを入れるための箱の
候補に呼ばれたそう!
残念ながら最終選考で落ちてしまったそうですが
サッカーボールをイメージした
まさかの五角形の組子を作り上げました。
角度を0.5° 単位で微調整をした
見る人が見たら驚きの組子!!
すごくキレイでした。
空間をつくる こだわりの建具屋さんなので
建具を置くお家やお店を実際に見て
似合うデザインを考えて作ってくれるそうです。
主張しつつ、馴染むなんて
人呼びたくなる家になりそうですね!
「どこまででも出張しますよー!」
とのことでした(^^♪
今回行ったお店
ごま
電話番号:090-8862-3324
定休日:不定休
営業時間:9時~17時
駐車場:なし(近くにコインパーキングあります)
最寄り駅:西大手駅(徒歩約5分)
上野市駅(徒歩約10分)
2019年9月の情報です。
変更になる可能性もあります。
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