自立した健康人になる!

失敗したことを反省するなら「具体的に」しないと時間のムダ!反省するときに考える3つのこと

教育って本当に難しい…!

だからこそ、
うまくいった時の嬉しさって
半端ない!!

ということを
もっとたくさんの人に感じてほしいから
小耳にはさんだモヤモヤする出来事に対して
何ができるか考えてみました。

本日のモヤモヤ

新規オープンに向けての6日間の研修。
その5日目に、
自分が教育した新人のことを
「目標のレベルに達していない。
 課題が多く残る。」
と評価された。

心当たりがあったので
「明日挽回できるように頑張ります」と答え
頑張ったつもりでいたが
「何が変わったのかよく分からない」
と言われてしまった。

イイとこ、よくないとこ

まず
教え子たちのせいにしなかったことは
いいと思う。

それから
失敗を認めて
頑張って取り返そうとした気持ちも
すごくいいと思う。

自分ができていないことを認めるのって
意外と勇気がいることだから!

素直さがないと
指摘すらしてもらえなくなって
そのうち「仕事のできない嫌われ者」に
なっちゃうから。



続いて。

教育者として反省するべき点は
大きく分けて3つあると思う。

1.求められているレベルまで
  教育ができなかったこと
2.翌日、反省(心当たり)を活かして
  取り組まなかったこと
3.頑張ったつもりでいること



この問題すべての土台となるのは
1の「求められているレベルまで
教育できなかった」という問題。

失敗した事実は変えられないから
次に同じ失敗をしないためにどうするか
反省することが大事。

つまり、
何ができていなかったのか?
原因と改善策は?
自分はどう行動を変えるのか?

という3つを考えなくてはならない。

逆に言うと
それさえしっかりできていれば
翌日きっちり結果を残せたはずだし
万が一結果を残せなかったとしても
教えるために行動を変えたことくらいは
評価してくれるハズ。

2と3の問題を
未然に防ぐことができたということだ。



ただし
この「しっかり」をはき違えると
今回のように「頑張ったつもり」になる。

だからひとつだけルールがある。



それは「具体的に」考えること。

具体的な反省

土台となる問題点から
改善できるように
「具体的に」考えてみよう。

何ができていなかったか?

注文が届けるのが遅い

ドリンクの目標提供時間は1分。
なのに2分以上待たせた

原因→改善策

作り方を覚えていない→
  ・教える時間を増やす
  ・テストする
  ・練習してみる
  ・カンペを用意する
  ・複雑な手順を減らす

物の場所が分からない→
  ・事前に確認させる
  ・家で復習できるツールを作成する
  ・グラスの置き場所に名前を書く
  ・整理整頓をする
  ・レイアウトの変更をする
  ・使ったら戻すことを教える
  ・分からない時は質問させる

自分はどう行動を変えるのか?

(すぐにやる)
つくり方を書いたカンペを貼り、
それを見ながら置き場所の確認をさせる。

(すぐにやる)
使ったらもとに戻すことと
そのメリットを教える。

(教え子が3回目の商品を運んだら)
使ったら戻すができているか
作業台を確認しに行き評価する。

「具体的」とは
第三者が聞いて状況が分かるということ。

つまり、
いつどこでだれが何をどうするか?が
明確になっていればいい。

これができると
改善までのスピードがグッとあがるうえ、
教え子を褒めるチャンスを逃さず
タイミングよく的確なアドバイスまで
できるようになる。

教え子から信用されるようになり
もっと教えやすい環境ができるので
お互い楽しくなる。

「頑張ったつもり」が問題なワケ

3の「頑張ったつもりでいる」は
こうやってきちんとやり方が分かれば
自然と言わなくなってくると思うけど、
そもそも仕事において
結果が伴わない頑張りは
「ムダ」であることが多い



その頑張りは
プールで長い距離を泳ごうとしたとき
我武者羅に犬かきをするようなもの。

クロールなら
犬かきより体力を使わないで
もっと遠くに行けるだろうし、
ビート板や浮き輪を使えば
水泳が苦手な人でも長い距離を泳げる。

体力使う割に進まないというのは
体力づくりのためのトレーニングでもない限り
ムダ以外の何物でもない。



頑張ったつもりでいる人は
効果のある頑張り方を知らず、
それを知らないということにすら
気付けていないことが多い。

知らないというのは存在しないのと同じ

まずは
いろいろな方法があることを知るために
他人を観察するなり
相談するなり
本を読むなりするといい。

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