自立した健康人になる!

パソコン業務には肩こりの危険が盛りだくさん! 整体師がおしえる3つの肩こり予防

肩こりに悩む人って本当に多くて

中でも、パソコンを使っている人の

背中と首のかたさは

石のようにかたくて驚きます。

 

なぜ、パソコンを使う人は肩がこるのか?

その原因と

これ以上こらないようにするために

簡単にできる予防方法をおしえます!

 

肩こりの原因

肩こりは

肩まわりの血行が悪くなり

疲労物質などの老廃物が

たまってしまった状態のことをさします。

 

パソコンを使う人に

肩こりが多い原因のひとつとして

肩のまわりの筋肉たちが肩をひっぱるという

肩に負担を与えるからだの使い方をしている

ことが考えられます。

 

 

例えば、猫背!

猫背は背中が丸まることで

背中の筋肉が伸びて、

逆側にある胸の筋肉が縮んだ状態です。

その時、肩は自然と前に出ます。

 

試しに、肩の位置を動かさないように

猫背になってみてください。

 

 

・・・ムリですよね!!

 

じつは、むねの筋肉は

むねの中心にある胸骨と

うでの骨をつなげているのです!

むねの筋肉を縮ませると

うでの骨が、むねの方にひっぱられます。

そうすると

むねと、うでの間にある肩は

前に強制連行されます。

 

これが、

肩の周りの筋肉たちが肩をひっぱる

という状態です。

 

パソコンでの作業は

猫背以外にも

このように肩に負担をかける姿勢や

筋肉の使い方が多くなってしまうんです。

 

それでは次に、影響の大きい原因と

その予防策をお伝えします!

 

超かんたん!3つの予防策

これ以上ひどくならないように。

そして、整体やマッサージに費やした

時間とお金を無駄にしないために!!

簡単にできる予防方法です。

  • 姿勢を正す
  • 腕の負担を軽減する
  • 仕事中でもできる運動
この3つに分けてお伝えしますので

1つだけでも、できそうなものから

実践してみてください(^^♪

 

姿勢を正す

まずは、先ほどお話しした猫背について。

猫背はむねの筋肉が縮んで

背中の筋肉がのびてしまっている状態だと

お話ししました。

 

じゃあ、逆にすればいいんでしょ?

と思うかもしれませんが

一部だけをムリに動かすと

今度は、腰痛や背中痛

悩まされることになります。

 

からだは、からだ全体で

バランスをとっています。

そして、その土台となるのは骨盤です。

 

骨盤がかたむくと

自然と、背骨のまがり方、

かたの位置、くびの位置が変わります。

 

試してみましょう!

上半身の力は抜き、骨盤の向きだけ変えてみます。

座っても立ってもかまいません。

その時の上半身の姿勢を見てみてください!

 

①骨盤を立たせてみる

②骨盤をおもいっきり後ろに倒してみる

骨盤を動かすと

上半身の状態は勝手にかわりますよね!

 

骨盤がかたむいても

目線ができるだけ変わらないように

上半身がバランスをとってくれているのです!

 

ということは、

むねや背中の筋肉を動かすより

骨盤を正しい位置にした方が

早くて、安全で、効果的なのです!!

 

パソコンは座ってすることが

ほとんどだと思いますので、

正しい座り方を覚えましょう!

 

意識するポイントはたったの1つ!

 

太ももとお尻のあいだにある

とがった骨「座骨」をイスにつけること!!

これだけです(^^)/

 

しっかり座骨をつけるようにすると

勝手に骨盤が立ちます。

骨盤が立つと背骨も立ちます。

 

骨が正しい場所にあると

筋肉は余計な力を使わなくてすむので

必要な場所にきちんと力が入るんです!

 

やってみると分かると思いますが

腹筋に力を入れやすくなります。

 

つまり。

 

これを維持できれば

ポッコリおなかだって撃退できる

ということ!!

 

肩こりから解放されて

さらにお腹の脂肪ともお別れ。

最高ですね!!笑

 

うでの負担を軽減する

とはいえ、姿勢が身につくまでは

なかなか時間がかかると思いますので、

今度はうでの筋肉からの予防をお伝えします。

 

結論から言うと、

マウスを変えるだけです!

 

パソコンを使う人のほとんどが

めちゃくちゃこっている

前腕の筋肉 。

 

手や指をそらす動作をすると

動くのが分かるでしょうか?

 

この「手や指をそらす」と動きは

キーボードをうったり

マウスを操作することと同じです。

 

操作をする時間が長いなど

負担をかけすぎてしまうと

その状態で筋肉がかたまってしまいます。

 

この筋肉がかたまると

手は上にひっぱられて

ひじが曲がりっぱなしになります。

 

ひじが曲がりっぱなしだと

力こぶをつくる筋肉に

力が入りっぱなしになります。

有名な上腕二頭筋です!

 

この上腕二頭筋に力が入りっぱなしだと

腕の骨が前にひっぱられ、

先ほど猫背の時にお話しした

むねの筋肉が縮んで

肩まわりの血行が悪くなるのです。

 

試してみましょう!

ひじを曲げ伸ばししながら、さわって確かめます。

 

①上腕二頭筋(力こぶの場所)

②肩とむねの上の筋肉

動いているの、分かりましたか?

ひじが曲がっているだけで、

これだけの筋肉に負担がかかるのです。

 

 

しかし、パソコン操作をするのに

ひじを曲げないのは不可能でしょう。

なので、必要以上に無理をさせないよう

工夫をしてほしいのです。

 

たとえば、パソコンを置く高さ。

 

かたの力を抜いた状態で

ひじが90度。

手首は床と平行になるように

パソコンを設置します。

 

そうすれば、

体幹の構造と大きい筋肉で

腕、ひじが支えられ、

上腕の負担はかなり減ります。

 

・・・といっても

仕事でパソコンをする場合

環境を変えるのって難しいですよね。

 

変えられるとしたら

イスの高さくらいでしょうか??

 

できそうなら

ぜひやっていただきたいのですが、

ムズカシイ場合はもっと簡単に

マウスを変えてみましょう。

 

普通のマウスだと

手首が上がったうえに

右にまがった状態になってしまうんです。

はい、負担倍増です。

 

なので、くぼみがついて

手首がまっすぐのまま操作できる

こちらのマウスがおススメです 。

 

本当に使い心地いいので、

買い変えてから

手の疲れがへって

パソコンの時間が増えました(笑)

 

仕事中でもできる運動

最後に、ちょっとしたケアの方法です。

 

肩がこる、つまり筋肉がこるのは

血行不良が原因です。

なので、あたためると軽減します。

 

しかし

仕事中にあたためるのは難しいですね。

 

そんな時は、筋肉を動かしましょう!

 

走ったりストレッチすると

体があたたかくなりますよね。

筋肉は動かすことで

血液の流れをよくしてくれます。

 

これは、走るなどの

激しい運動じゃなくても

大丈夫です。

 

むしろ、筋肉がかたい人が

ムリに頑張ると痛めますから

激しい運動はやめた方がいいです(>_<)

 

仕事中にもできる

とっても簡単な運動

肩の上げ下げがおススメです ↓

うでの力は抜き

からだの横にぶら下げておきます。

 

思いっきり肩を上げて

3秒キープ!

そのあと、一気に脱力!!

3秒以上、リラックス♪

 

できれば、

あげて3秒キープのあいだは息を吸い続け

脱力の時に息をはきます。

リラックスのときは

呼吸もリラックスしちゃってください。

 

これを2~3回くりかえします。

ちょっとやっただけでも

すっきりしてすごく気持ちいいです!

 

こまめにすることで

老廃物のたまりにくい肩、

つまり肩こりになりにくい肩に

なれますよ(^^♪

 

早く改善するには

まず、できそうな予防策は

一刻も早くやってみることを

おススメします。

 

早くやればやっただけ

肩こりから解放される日が早くなります!

 

掃除と一緒なんです。

汚くなってから掃除すると

時間も労力もかかります。

でも、毎日ちょっとだけ掃除して

汚さない工夫をすれば

とってもラクに、気持ちよくすごせますよね!

 

筋肉にも老廃物というゴミがたまります。

ゴミがたまらないように

毎日血液で流して掃除すること。

そして、流れやすくするために

余計な力を入れたり

体をゆがめたりしないこと。

 

少しずつでいいので、

ぜひやってみてくださいね!

 

 

すでにひどい肩こりで

早く何とかしたい!!

という方は、じぶん整体をどうぞ(^^♪

 

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